Technology 開発事例
お客様の価値の創造にこだわり、
新たなコアー技術を開発提案
自動化により省人化と作業負荷を低減すキーレスエントリー組立装置
製品概要
キーロックバネ組付けロボットシステム
本ロボットは非常に細密な車のキー部品を、キーケース内の所定の位置に自動でセットする装置です。
開発のポイント
- point 1. 自動化により省人化と作業負荷の低減
- point 2. 自動化:開発ハンドによりバネを圧縮・把持、ケース挿入実現
- point 3. 複合機能ハンド、バネ・キートップ組立、機種切替対応治具
製品各部の紹介
本体正面
本体上部には画像表示モニタや操作パネル、スイッチ類が配置されています。
画像検査技術を用いて製品のチェックを行い、カメラ画像と共に結果を出力します。
スカラロボットのロボットアームが各パーツフィーダーへパーツを取りに行き、所定の位置に正確にセットします。本体中央にはキーケース中蓋セット治具及び完成品セット治具が配置されており、オペレータの操作性を向上させています。
プリセット治具
プリセット治具はキーロックのバネをに定位置に正確にセットする為の部品です。この治具にはバネ圧縮シャフト用のロボットシリンダが組み込まれています。
キーロック供給部
パーツフィーダーに格納されているキーロックをつまみ上げるロボットハンドです。
非常に細かな部品も高速で処理することができます。
キーケース中蓋セット治具
中蓋を吸着させるロボットハンドの部位です。
この吸着している中蓋をキー本体にはめ込みます。
画面下方の黒い部分はセット治具で、キー本体をセットし治具を移動させて、完成品をオペレータの前まで運びます。